御祭神
木花咲耶姫 鎮火・安産の神様
江戸時代に富士山信仰が盛んになり、全国各地に富士塚を作り浅間神社がお祀りされました。富士塚を登り浅間神社をお参りすることで、実際に富士山に登って参拝したこととしました。
当浅間神社は、上目黒一丁目の目切坂にあった元富士を、明治11年氷川神社に末社として遷したものです。
「元富士」は文化九年(1812年)に地元の富士講の人々が築いたもので、高さは12mもあったそうです。明治11年に取り壊され、石祠の講の碑は当時のまま当社に移され、現存しています。建設に携わった地元の講は「丸且講」と呼ばれており、石碑にも「且」の文字が刻まれています。
境内の浅間神社を参拝する際、より富士山を登っている感覚が味わえるようにと、昭和50年頃、当時の氏子総代の方々を中心に相談して造られた登山道。 毎年7月1日の山開きの日には、氏子崇敬者と共に登山道を登り、浅間神社例大祭を斎行しております。登山道入り口は、国道246号沿い神社と交番の間にあります。
御祭神
宇迦之御魂神 農耕・産業全般の神様
創建は不明。昔はこの山を稲荷山と呼ぶことがあったことから、創建は氷川神社よりも古いと言われております。
現在では産業の神様とし、3月の午の日に合わせ、のぼり旗を立て、氏子・崇敬者と共に初午祭を斎行しております。
御祭神
菅原道真 学問の神様
およそ1700年頃創建。農民が土の中から菅原道真公の像を発見し、鎮守と崇め北野神社を創建したと言われております。
御祭神は菅原道真、鎮座地は中目黒駅近くの目黒区青葉台1-16-2。
明治41年に当社に合祀され、管理を行っております。学問の神様として、多くの方に親しまれています。
言い伝えによると、今から150~200年ほど前に、近所に住んでいる方が植えられたものだそうです。当初は片手で持てる大きさだったのに、植えた後は不思議と成長が早く、今や高さ約20メートル、幹周りは5メートルを超す大樹になりました。
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